PROFILE

●遠藤雄一  ヴァイオリン

1971年、千葉県出身。 

810ヶ月よりヴァイオリンを始める。 

千葉県立幕張西(現•幕張総合)高等学校音楽コースを経て、 
89年、東京藝術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻入学。 

92年、学内にてソリストとして選出されモーニングコンサートに出演。藝大フィルハーモニー管弦楽団とチャイコフスキーの協奏曲を共演し、内外より注目される。

95年、同大学を卒業。 

翌年、『御茶ノ水カザルスホール』にてデビューリサイタルを開催、好評を博す。 

97年、渡仏。 

パリエコールノルマル音楽院にて名教授マリー=クロードトゥヴニー女史の薫陶を受ける傍らヨーロッパ各地の音楽祭やマスタークラスに於いて研鑽を積み、同音楽院のソリスト、並びに室内楽科をプルミエプリ(満場一致審査員特別賞)にて修了。 

2000年、パリレオポールベラン音楽コンクール最高位。 

以後、パリを拠点に多数の演奏会に招かれ、特に【Salle Cortot】で毎冬開催された超絶技巧プログラムによるソロリサイタルや、【Théâtre de lÎle Saint-Louis – Paul Rey】に於ける三夜連続無伴奏演奏会は各方面より瞠目された。

2002年、帰国と同時に本格的な演奏活動を開始。 

現在までに、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、Theater Orchestra Tokyo、静岡交響楽団、東京アーティスツ合奏団等、日本国内の主要オーケストラや各地のアンサンブル団体のゲストコンサートマスター、並びに客演首席奏者を務める他、

WEST SIDE STORY•ブロードウェイ世界ツアーオーケストラ】からは来日毎ゲストコンサートマスターとしての招聘(2006年〜2020年)、
影山ヒロノブ氏率いる【JAM Project LIVE TOUR 2013-2014 THUMB RISE AGAIN】への特別ゲスト出演、
また、全国各地でソロ、並びに室内楽による出演も精力的に行っており、その透徹した音楽と精緻なテクニックは極めて高く評価されている。 

一方、国内外の著名アーティストとの共演も数多く、年間膨大な数に上る映画ドラマCM等のインストゥルメンタル作品からJPOP他多様なジャンルに亘るレコーディング、
さらにはライヴサポートコンサートツアー•TVへの出演など、様々な音楽シーンに於いて積極的な演奏活動を展開している。 

また近年は、一般社団法人日本弦楽指導者協会(JASTA)に於いて、夏期セミナー運営委員、並びに同協会関東支部専門委員会事業委員として後進の指導にもあたっている。  

これまでにヴァイオリンを、 
ウルフソン、M=Cトゥヴニー、Eグリュンベルク、Gジャリ、Aグラー、田中千香士、尾花輝代允、浦川宜也、Rグロイター、Rキュッヘル、山岡耕筰、山岡みどりの各氏に、 
室内楽を、Cイヴァルディ、Mベロフ、Nパタルチェック、Cクレーヌの各氏に、 
ピアノとソルフェージュを、江口玲、藤井一興、望月京、川手誠の各氏に師事。 

☆演奏・レッスンのお問い合わせ
e-mail : yuichivn1971@gmail.com

遠藤雄一   ヴァイオリン

ヴァイオリン奏者 遠藤雄一さんによる、
超リアルな弦の試奏リポートをお届けするコーナー。
音色の変化や使用感をありのままに
語っていただいています。
遠藤さんのキレのある斬新なレビューをお楽しみください。